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冬の雪を活用して発電する実証実験 地元企業が大学と実施|NHK ... - nhk.or.jp

全国有数の豪雪地帯の青森市で、冬の間にためた雪を活用して発電を行う実証実験を東京の電気通信大学と地元のIT企業の共同研究チームが実施しました。

この実証実験は、熱工学が専門の電気通信大学の研究者と青森市に本社を置くIT企業「フォルテ」で作るチームが廃校となった青森市の小学校のプールで行いました。

雪がためられたプールの中には不凍液が通る管が埋められこの中で10度ほどに冷やされた不凍液が管を伝って発電機に送られます。

発電機の上の部分は太陽の光をレンズで集めて140度から220度ほどに熱せられていて、この温度差を活用してピストンが上下動する仕組みです。

23日の実験では、2ワットから3ワットほどの電力が確認され、実際に扇風機を回すデモンストレーションが行われました。

太陽の熱をうまく集め、雪の温度をより低い状態で実験すれば、さらに効率よく発電が行えるということで、チームでは実用化に向けた研究を今後加速させることにしています。

「フォルテ」の葛西純社長は「青森県は除雪に膨大な予算を使っているが道路や駐車場にたまった雪を溶かしながら、発電できる雪国ならでは発電方法の確立につなげたい」と、話していました。

電気通信大学の榎木光治准教授は「雪は溶ける際にものすごくエネルギーを持っている。カーボンニュートラルを実現しつ、世界や日本で困っている人たちを助ける技術にしていきたい」と、話していました。

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