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<マンスリー原子力施設>非常用発電機ポンプが停止:東京新聞 ... - 東京新聞

 ★…日本原子力発電東海第二原発(東海村)で21日、非常用ディーゼル発電機(DG)の冷却用海水ポンプが試験運転中に自動停止した。点検の上で正常に動作することを確認し、半日後に復旧。原電が原因を調べている。

 非常用DGは、外部電源喪失時に原子炉への注水を維持するための予備電源の一つ。原電が定める保安規定では、原発の運転停止中も常時2台の非常用発電設備が動かせる状態であることを求めているが、半日の間、高圧電源車1台のみになった。

 ★…日本原子力研究開発機構は15日、大洗研究所(大洗町)の放射能の高い放射性物質などを扱うホットラボ施設で、原子力規制委員会に指摘されていた空気中放射性物質濃度の監視設備の不適切な運用を改善し、機構の他の施設も含めて再発防止に取り組んでいると発表した。

 昨年6月の規制委の検査で、管理区域内の監視設備23カ所のうち8カ所が少なくとも1983年から停止し、濃度測定していなかったことが判明。今年2月の検査では、停止していた8カ所を稼働させ、再発防止策も講じたことを報告した。機構は「指摘事項を重く受け止め、引き続き安全確保を最優先に取り組む」としている。

 ★…東海第二原発の非管理区域内で8日、電気ストーブのコードに焦げ跡が見つかった。原子力機構の核燃料サイクル工学研究所(東海村)の管理区域内では同日、排気装置に送電するケーブルに熱で溶けた跡が確認された。13日には公益財団法人核物質管理センターの東海保障措置センター(東海村)で、電気ヒーターにつないでいた延長コードのプラグが焦げた。消防はいずれも火災と判断した。

 ★…原電の発表によると、東海第二原発で1月30日〜2月27日に計13人の新型コロナウイルス感染が判明した。原子力機構の発表では、県内の研究施設などで1月23日〜2月19日に計48人の感染が判明。いずれも、原子炉や核燃料物質などの安全管理に影響はなかったとしている。(宮尾幹成)

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