ウクライナ東部の都市ドニプロ。
ベンチに花が手向けられ、多くの人が涙を流していた。
女性「この場所に誰がいてもおかしくない。大人でも子どもでも...」
ここは14日、ロシア軍のミサイル攻撃で破壊された集合住宅。
建物は真っ二つになり、住民が生き埋めになった。
救助作業は夜通し行われ、翌朝、1人の女性が助け出された。
この攻撃で、これまでに、子ども3人を含む40人が死亡。
今も25人の安否がわかっていない。
ウクライナでは今、さらなる攻撃への警戒感が高まっている。
2022年4月に首都キーウから撤退したロシア軍が、再び首都に侵攻する可能性が出てきた。
ロシア軍とベラルーシ軍は16日、合同軍事演習を始めた。
軍事侵攻が始まった2022年2月には、ベラルーシがロシア軍の拠点の1つとなったことから、キーウには不安が広がっている。
ウクライナ・キーウ市民「もちろん、とっても怖いです。2回目の侵攻を心配しています」
ロシア軍の攻撃で、日常生活も大きな打撃を受けている。
FNNの取材班は、キーウ近郊のかつて市民が虐殺された街・ブチャで、1組の家族を取材した。
案内された家は、5階。
毎日、階段で上り下りしているという。
ブチャでは2022年10月から続くインフラ施設への攻撃で毎日停電。
水道も止まり、蛇口をひねっても水は出ない。
女性「毎日停電しているのよ。電気がないと水も出ないし、暖房もない。ロシアでも同じようになればいいのに」
こうした不自由な生活を支えているのが、日本から送られた支援物資。
ブチャの街の停電している地域に運ばれてきたのは、日本製の発電機。
ブチャには2022年12月、日本から大型の発電機3台が提供され、この日は水道ポンプにつなげられた。
発電機を利用する住民「(日本から)発電機が届いて、ポンプにつなげてくれたから水が出ます。あなた方(日本)に、本当に感謝しています」
ブチャの日常を支える日本製の発電機。
残りの2台はボイラー施設で使われているという。
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