新型コロナウイルスの感染拡大を受け、織物が伝統産業である桐生市内の繊維業者たちが、得意の技術を生かして個性的な布マスクを製作している。マスク需要が当面は高いとみられる中、各業者は洗って繰り返し使える布製でファッション性や着け心地を追求。桐生商工会議所と市はともにホームページに各商品を掲載し、新しいビジネスチャンスを後押ししている。 (市川勘太郎)
高級感漂う本藍染(あいぞめ)や、伝統工芸品の「桐生織」の生地を使った商品などが並ぶ。夏に涼しい加工をしたり、綿100%で着け心地にこだわったり、女性向けに美肌効果を加えたりという工夫も。手作りやカラフルなタイプが目立つ。
商議所は「コロナのピンチをチャンスにプロジェクト made in 桐生のマスク」と題したページを開設。
マスクでは、約三十の業者別に特長、問い合わせ先、価格、購入方法などを写真を多用して紹介している。
一方、市は「繊維のまち桐生 made in 桐生のマスク」というページを設け、「桐生市は約1300年前には朝廷へ絹織物を納めた記録が残り(続日本紀)」「全国有数の繊維産地」と伝統をアピールしている。各商品を写真で掲載し、商議所のページなどとリンクしている。
荒木恵司市長は「これまで製造元が培ってきた独自の技術を生かし、工夫を凝らして作っている。生地の知識を活用し通気性の良い点も魅力で、商品の多様性があるのが特長」と話している。
市は今後、ふるさと納税の返礼品としてマスクを加えることや、共通のロゴマークをマスクに付けてブランド化していくことを検討している。
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