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ユーグレナら、石垣市と災害協定を締結 風力発電の電力や通信環境を提供 - 環境ビジネスオンライン

チャレナジーの垂直軸型マグナス式風力発電機

沖縄県石垣市、ユーグレナ(東京都港区)とグループ会社の八重山殖産(沖縄県石垣市)、チャレナジー(東京都墨田区)は1月27日、台風などの災害に備え「災害時における通信施設及び情報発信等の相互応援に関する協定」を締結した。

この協定は、石垣市で台風などの有事が発生した際の市民や観光客、市内の事業所等の安全確保が目的。具体的には、災害で通信障害が発生した際、石垣市とユーグレナ・八重山殖産・チャレナジーが迅速に情報共有を行い、八重山殖産の敷地内に設置されているチャレナジーの「垂直軸型マグナス式風力発電機」などの施設を利用して、石垣市が通信環境を確保できるよう協力することで、石垣市の行政機能の低下を軽減させる。

発電・通信施設の利用で連携

主な協定内容は以下の通り。

  • ユーグレナ社、八重山殖産、チャレナジーの所有・管理する発電施設からの電力供給
  • ユーグレナ社、八重山殖産、チャレナジーの所有・管理する通信施設の利用、情報発信等に必要となる敷地の利用
  • 八重山殖産の敷地内における、石垣市が使用する緊急通行車両の敷地内通行の許可
  • ユーグレナ社および八重山殖産、チャレナジーが所有する事業用車両の貸与協力

「50年に1度」の大雨で通信障害などの被害に

2019年9月30日に石垣島に上陸した台風18号は、石垣市登野城で最大瞬間風速43.2メートルを観測。石垣島の隣に位置する竹富町の新城島付近では1時間に約120ミリの雨量を観測するなど、50年に1度とも言われる大雨を記録した。

この台風の影響で、石垣市と竹富町で9月30日夜から固定電話と携帯電話、インターネットが一時使えなくなる通信障害が発生し、新石垣空港では全ての便の運航を見合わせて空港機能が停止するなどの被害があった。その際にも「垂直軸型マグナス式風力発電機」は問題なく稼働し、電力及び通信環境を維持したことから、市民や観光客などの安全確保に活用するべく本協定の締結に至ったという。

垂直軸型マグナス式風力発電機は、マグナス力と垂直軸型を組み合わせた、プロペラのない風力発電機。プロペラによる揚力ではなく円筒を回転させることによって発生するマグナス力を利用することで、制御できる風速域が広いのが特徴だという。

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January 29, 2020 at 12:30PM
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