発電機制御盤の点検 極地ツイート（77） - 岩手日報

　南極・昭和基地での暮らしを支える発電機。破損を防ぐための装置が、発電機制御盤の「継電（けいでん）器」だ。いざというときのため、越冬中に２回点検する。

　継電器は、過剰な電流や電圧などを感知すると発電機が破損しないよう自動的に電源供給を遮断する機器。テスターで疑似的に電気を流し、制御盤の動作をチェックする。この機器が作動すると、基地はすぐに停電となる可能性が高い。

　６３次越冬隊の発電機制御盤担当、桜庭健吾さん（２７）＝日立製作所、茨城県日立市出身＝は「実際に作動しないことを願っているが点検は大切」と万全の備え。

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　第６３次南極観測越冬隊の活動は、岩手日報本紙をご覧ください。

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