【キーウ共同】ウクライナ原子力企業エネルゴアトムは21日、ロシアが占拠する南部ザポロジエ原発に砲撃があり、6号機の関連設備が損傷したと発表した。非常用ディーゼル発電機2基が一時的に起動したが、その後電源が確保できたため、ディーゼル発電機は待機状態になったという。
原発には国際原子力機関(IAEA)の専門家が常駐。同社は通信アプリに「IAEAの査察官がいても、彼らは核テロをやめない」と投稿し、ロシアを非難。原発周辺に安全管理区域を設置するよう改めて求めた。
ザポロジエ原発を巡っては、8月に入ってから砲撃が相次いでいる。
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