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私が死んでもアバターは死なない。メタバースの世界で永遠の命を手に入れる「デジタル不老不死」 - GIZMODO JAPAN

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死後の世界はメタバースにあり。

いつの世も、権力者やお金持ちが求めるのは永遠の若さや不老不死。その夢、もしかしたらあっちの世界で叶うかもしれません。あっちの世界、そうメタバースです。

ヴァーチャルプラットフォームを展開するSomnium Spaceは、ユーザーが現実で死亡してもヴァーチャルの世界で生き続けるという「Live Foreverモード」を開発中。

Somnium Spaceは、アイテムやお家を購入しながらユーザーのアバターが暮らすプラットフォーム。イーサリアムブロックチェーン上に構築されており、すでにいくつかのVRヘッドセットにた対応しています。このプラットフォーム上で現在開発中、近い将来に実装予定の機能が、デジタル不老不死のLive Foreverモード。

生前、ユーザーから収集・保存したデータをもとに、ユーザーの死後もSomnium Spaceの中でユーザーのアバターは動き、話し、暮らし続けるというもの。他のユーザーが、このアバターとコミュニケーションをとることも可能です。Somnium SpaceのCEOであるArtur Sychov氏いわく、不老不死アバターと10分ほど会話をしても相手にAIだと悟られないようにするのが目標だとか。Live Foroeverモードを用いたデジタル不老不死こそ、メタバースの新たな可能性と考えているそうです。

Live Foreverモードを開発するきっかけとなったのは、5年前、 Sychov氏の父親が癌で他界したこと。Sychov氏は、父の死から立ち直るのに数年かかったといいます。自身の子どもと父親が過ごす時間はあまりに短く、父の死後も孫と祖父として会話できる方法はないかと模索してたどり着いたのがLive Foreverモードだそう。

Video: Somnium Space VR/YouTube

デジタル不老不死かぁ…。ちょっと前の話になりますが、マイケル・ジャクソンがホログラムでライブを行ったり、AI美空ひばりが登場したり、他界した娘にVR世界で再会したりと、技術による故人の再現は進んでいます。死んだ後デジタルで復活したいか、生き続けたいかと言われれば、個人的にはNO。

有名な人ならば、パブリシティ権を保持する人の意向やビジネス的要素が大きな問題になるでしょうし、アーティストたちは自分の死後にイメージが壊されるのではという不安を感じることもあるでしょう。一方で、一般人ならデジタル不老不死は無関係かというとそうでもなくて。Sychov氏のように、自分の死後も子どもと話をしたいというのは多くの人が持つ願望。例えば、自分の死後、本当に困った時は1度だけここにアクセスできるよなんて形で、子どもへのメッセージをVRで復活した自分の口から伝えられるのであれば、未来の遺言として流行りそうな気もします。

果たしてデジタル不老不死・デジタル復活した自分は本当に自分なのか?という思いはありつつ、そこはAIの発展しだいな気もするし。やっぱりどこか『世にも奇妙な物語』な気もするし。VRライブが当たり前になれば、デジタル不老不死なんて当然のような気もするし。

あなたは、あっちの世界で永遠に生き続けたいですか?

Source: Vice via BGR

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