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PS5リリースから1周年、購入した筆者が感じたPS5の魅力 - Engadget日本版

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2020年11月12日に発売されたPlayStation5(PS5)も、今月で1周年となりました。まだまだ品薄状態が手に入りにくく、未だに抽選販売などでしか手に入れることが難しいPS5ですが、来年2月には「Horizon Forbidden West」や「ELDEN RING」など期待のかかるビッグタイトルの発売が予定されていることや、クリスマスや冬のボーナスもあり、この年末年始での抽選への参加&購入を悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

かくいう筆者は抽選に何度か落ちながらも今年の3月にPS5を入手、半年以上触ってきました。そこで今回は、PS5を触ってみた感想をお伝えしたいと思います。尚、筆者が持っているのは通常版。7月に新型モデルが登場したデジタルエディションではないことをご留意ください。

PlayStation 5 (CFI-1100A01)

■まず驚くのは本体の大きさ

PS5といえば、高画質や高速ロードといったスペックの高さが話題になりますが、購入して最初に気になったのは本体の大きさでした。発売前からPS4と比べて大きな本体は話題になっており「空気清浄機」などと言われていましたが、実物は想像より大きく、置き場所をつくる必要がありました(当選した時点で作っておくべきだったのですが……)。ということで、これから購入するという方は、しっかり置き場所を考えておくといいでしょう。

因みに、ボディの大きさは、ヒートシンクやファンなどの排熱まわりがスペースをとることが主な理由と思われます。これらにスペースをとったことで、本体の大きさとは裏腹に本体が熱くなっても非常に静かでファンの音が気になったことは、ほとんどありません。音に関しては、デジタルエディションではまた違ってくると思われますが、筆者が聞く限りはデジタルエディションでも新型・旧型ともに音がきになることはないようです。

■噂通りで、期待以上の性能

さて、気になるPS5のスペックですが、「レイトレーシング」による高画質と、SSDを搭載したことによる高速ロードは期待以上でした。画質に関して筆者は、「ゲームの画質はPS4の時点でかなりのもので、ここから更に上を行くとしても微かなものになるかも……」と思っていました。しかし、実際にゲームをプレイしてみると、ガラスや水面に反射する光や、発生する影の現実感はすさまじく、場面場面で異なる雰囲気や、空気感をより鮮明に味わうことができ、宣伝通りの「リアル感」を味わうことが可能でした。

筆者はこれまで「Returnal」や「DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT」といったゲームをプレイしてきましたが、「Returnal」では、序盤ステージの暗くて湿っぽい雰囲気に不安にさせられましたし、「DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT」では水に反射する光の映像などに感動させられました。

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筆者は体験版等のプレイを除けば「Returnal」でPS5デビュー。陰鬱な世界観の表現が素晴らしかったです

リアルさに加え、最大120FPSで遊べるというのも魅力ですが、個人的にはPS4のゲームが、対応さえしていれば4K&60FPSでプレイでき、処理が重そうな場面でも動作が安定していたのが好印象でした。また、ロード時間に関しても、長くて3秒と快適。一瞬でロードが終わるので、場面転換などで没入感を損なうことなくプレイをし続けることができています。

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DEATH STRANDING DIRECTOR'S CUTでは、PS4版から更に進化したグラフィックに圧倒されました

スペック面でやや不安なのが、ストレージ容量。ゲームが大容量になっているということもあり、直ぐいっぱいになってしまいます。そのため、こまめにゲームを整理したり、ストレージを増設したりといった対策が必要です。

■コントローラーの性能はまず「Astro’s Playroom」で体験。期待以上の性能

以上のように、リアル感を追及しているPS5ですが、専用コントローラー「DualSense」もゲームの状況に併せてコントローラーの振動の仕方が変わる「ハプティックフィードバック 」や、状況に合わせてトリガーの重さが変わる「アダプティブトリガー」といった機能で、ゲームプレイの没入感をあげています。

筆者は購入前は「ハプティックフィードバック 」を「銃撃時に激しく振動するくらいだろう」と思っていましたが、実際に触ってみると、多くのゲームでコンクリート、雪道、風の中、雨の中など、移動している地形や周囲の環境に合わせて振動が変わるのことに驚きました。また、「アダプティブトリガー」は銃を打つ際に重くなるのはもちろん、移動などのアクションにかかる「負荷」を表現するものとして機能していました。

PS5には、こうしたコントローラーの特色を伝えるデモ的なゲームとして「Astro’s Playroom」がプリインストールされています。こちらのゲームは、無料にも関わらず「DualSense」の特色をしっかり伝えてくれる作品となっているので、PS5を手に入れたら、まず最初にプレイしてみて欲しいです。手に伝わってくる振動や、トリガーの重さは触ってみてこそですので。

尚、「DualSense」はPS4コントローラーよりもやや大きいですが、手にフィットする形をしており、筆者個人はPS5コントローラーの方が長時間持っていても疲れません。

■定額サービスも魅力的

また、PS4でも魅力的だった「PlayStation Plus」や「PlayStation Now」といった定額サービスはPS5でも引き続き利用可能となっています。また、「PlayStation Plus」では、PS5向けの特典として「PS Plusコレクション」が利用可能。こちらはPS4の有名タイトル19本を追加料金なしで楽しめるというもの。「BIOHAZARD 7」や「Bloodborne」といった有名タイトルが遊べるだけでなく、PS5のロード時間と高フレームレートでのプレイが可能です。

もちろん、PS5でも従来通りの「PlayStation Plus」や「PlayStation Now」といったサービスの魅力は相変わらずです。「PlayStation Plus」は毎月3本、フリープレイタイトルが追加されますし、「PlayStation Now」でも、毎月のピックアップタイトルと、数百あるゲームをプレイすることが可能です。個人的に驚いたのが、ここ最近のPSNピックアップタイトルは「The Last of Us Part II」や「レッド・デッド・リデンプション2」といった名作タイトルも含まれていること。新作タイトルにこだわりさえしなければ、こうしたサービスを利用しているだけでも充実したゲーマーライフを送ることができそうです(といいつつ、気になる新作は迷わず買うのですが……笑)

尚「PlayStation Plus」は1か月850円、3か月で2150円、12か月で5143円。「PlayStation Now」は、1か月1180円、3か月で2980円、12か月で6980円となっています。PS5でオンラインマルチをプレイするために加入が必要なのは「PlayStation Plus」の方です。

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PS PlusコレクションではPS4の有名タイトル19本がプレイ可能

■最大の難点は品薄

PS5はスペックは申し分ないですし、コントローラーの独自の機能は魅力的。これまでのゲーム機のように単純にスペックが上がっただけでなく、今までにない次世代のゲーム体験を提供してくれるハードなのは間違いなく、筆者としては「買い」なゲームハードです。特に、「最新のゲームはプレイしたいが、何十万もする高価なゲーミングPCを買うのはキツイ」という方には、比較的安価なPS5の購入を検討してみて欲しいです。

とはいえ、欲しいと思っても需要に対して供給が追い付いていない状態は続いており、やはりPS5最大の難点は「品薄」ということになりそうです。抽選に落ち続け、萎えてしまっている方もいると思いますが、諦めず、情報をチェックしながら抽選に挑んでほしいです。それだけの価値を筆者はPS5に感じています。

PlayStation 5 (CFI-1100A01)

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